池野々の大ぐちなわ (いけのののおおぐちなわ)
昔、木子の池野々という所に大きな沼があった。
その沼に大ぐちなわ(大蛇)が棲んでおり、近くを通る人を呑み込んでいた。
人々はこの大ぐちなわを退治しようと考え、麦で作った人形の中にもぐさを詰めて火をつけ、沼の畔に立てておいた。
そしてしばらく待ってから沼へ行くと、大ぐちなわが腹を上向きにして死んでいた。
大ぐちなわは麦人形を人間と間違えて呑み込み、腹の中から焼かれて死んだのであった。
その後、人々は大ぐちなわの骨で蛇橋という橋を作ったという。
『弥栄町昔話集』「池野々大蛇退治」より
大蛇が火薬入りの人形を呑み込んで爆死(焼死)する話。
蛇橋に座る謎の女の子。
伝承地:宮津市木子

