愛宕山の芥子坊主 (あたごやまのけしぼうず)*
ある少女が早朝から愛宕山へ草刈りに出かけた。
一生懸命草を刈り続け、ふと向こうの方を見ると、遠くの方で芥子坊主(という髪型)の女の子が一人で遊んでいる。
どこの子供だろうと考えたが、全く見当がつかない。
その時、「愛宕山は色々なものに化けることが出来る」という話を思い出した。
あの女の子は、愛宕山が化けたものに違いないと思った。
怖くなった少女は走って逃げ、牛小屋の中に隠れていたという。
『丹後の民話 第一集 いかがのはなし』「愛宕山がこわかった」より
不思議な少女シリーズ。
ちなみに芥子坊主とは江戸時代の子供の髪型で、こんなの↓です。
