袖ぼぎ (そでぼぎ)


嫁入りの際、鷹栖町奈留と船谷への道を通ると、花嫁の晴れ着の袖が何者かに取られてしまうという。
そのため、嫁に行く時はこの道を通らないようにしていた。
また、ご馳走の入った重箱を持ってこの道を通ると、中身だけが抜かれていることがあったという。

『山家史誌』「袖ぼぎの伝説」より


「ぼぎ」とは「もぎ」→「ちぎり取る」という意味です。
香川県の多度津町には「袖もじき」という塚があり、そこを通ると何者かに袖を取られる、という話があります。(『四国路の伝説』)


伝承地:綾部市鷹栖町奈留-船谷