山姥 (やまんば)


昔、ある爺さんと婆さんが子供を預かっていた。
ところがその家に山姥が来て、囲炉裏の火で乳房を炙り始めた。
爺さんは「山姥は火で炙った乳房に子供を巻きつけて連れ帰る」という話を聞いていたので、そうはさせまいと焼けた火箸を山姥の乳房に押しつけた。
すると山姥は弱ってしまい、子供を取らずに帰ったという。

『イトさんの昔ばなし』「山姥」より


火でとろけた乳房を投げつけてくる妖怪。
雪んぼ(京丹後市)


伝承地:福知山市大江町