動く狛犬 (うごくこまいぬ)*
籠神社の狛犬は鎌倉時代に作られたものと伝えられている。
あまりにも入魂の作であったため、狛犬は毎晩天橋立の松林をさまよい、通行人を驚かせていた。
その時、宮津に滞在していた剣豪・岩見重太郎がこの噂を聞き、狛犬の前脚を斬ったところ、翌日から出歩かなくなったという。
狛犬の前脚は折れ、補修をした跡が残されている。
『宮津市史 史料編 第五巻』「狛犬」
『丹後の宮津 -史跡と名勝をめぐる-』「丹後一の宮・籠ノ神社」
『丹後一宮元伊勢籠神社 現地案内板』より
岩見重太郎の妖怪退治シリーズ。
『旅と伝説』1巻1号「天橋立にて」には「成相寺山門の高麗獅子は、夜になると空を飛んで町まで行き暴れ回っていたが、ある浪人が獅子の前脚を斬った。翌朝見ると、高麗獅子の前脚が一文字に斬られ、血が滲んでいたという」という、籠神社のとよく似た伝承があります。同じ狛犬の話?
籠神社の狛犬(阿の方)
右脚部分に補修の跡があります。
両脚とも斬られてません?
伝承地:宮津市大垣・元伊勢籠神社
伝承地:宮津市大垣・元伊勢籠神社

