女房に化けた狸 (にょうぼうにばけたたぬき)


宝暦元年(1751)、丹波国山家藩の村で、ある人の女房が桑の葉を摘みに出かけた。
だが女房はすぐに帰って来て、夫に「桑の木に狸が登っている」と伝えた。
夫は鉄砲を持って行き、木にいるものを狸と思い撃ち殺したが、それは女房だった。
「木に狸がいる」と報せてきたのは、女房に化けた狸だったのである。

『拾椎雑話 巻二十六』「他邦」より


これはひどい。