鹿の子とかげ (かのことかげ)


峰山町の桝形(金峰神社付近)は両側から竹が垂れ下がっていて昼でも暗く「お化けの提灯が点く」という恐ろしい所だった。
ある娘がこの道を通った時、綺麗な赤色の鹿の子(髪飾り)が落ちているのを見つけ拾い上げた。
だが娘が鹿の子を手に乗せると、動くとかげに変わった。
娘は驚き、その場で気絶してしまったという。

『丹後の伝説 ふるさとのはなし』「鹿の子がとかげになった話」より


伝承地:京丹後市峰山町吉原・金峰神社付近