水中の音楽 (すいちゅうのおんがく)


大正の頃、亀岡に来た伏見の軍楽隊が、増水中の保津川を下って帰ることになった。
その途中、楽隊は船上で演奏を始めたが、その音色に聴き入った船頭が操作を誤り、船は転覆して全員溺死した。
以来、雨のそぼ降る夕暮れには、水底から笛太鼓の音が聞こえてくるという。

『口丹波口碑集』「水中の音楽」より


伝承地:亀岡市保津町・保津川(正確な場所不明)