小豆洗い (あずきあらい)


昔、小牧には「小豆洗い」と呼ばれる道があった。
そこは山の谷間から流れる水が道の下に埋められた土管の中に落ち込むため、雨後にはザーザーと微かに不気味な音を立てていた。
村の老婆たちは「ここで山姥(やまうば)が小豆をザルに入れて洗っているのだ」と言っていた。
今は土管もコンクリート管になり、小豆洗いの音も聞こえなくなったという。

『語りつぐ 福知山老人の知恵』「小豆洗い」より


小豆洗いシリーズ、福知山編。
何気に福知山は小豆洗いの伝承が多いです。