徳雲寺の光り物 (とくうんじのひかりもの)*
昔、武藤庄大夫という長刀の達人がいた。
ある時、武藤は処刑予定の女罪人と徳雲寺の下ですれ違った。
武藤は後ろから声をかけ、女が振り返った瞬間に長刀で首を斬り落とした。
武藤は後ろから声をかけ、女が振り返った瞬間に長刀で首を斬り落とした。
そして宙に舞った首を長刀ですくい上げ、人に見せつけたという。
その後、女の魂は光り物になり、毎夜徳雲寺の通りを往来するようになった。
今も時々、雨の夜には光り物が出ると言われている。
『園部町史 史料編 第2巻』「二 藩政 8 略史前録草案 同名頼真老物語」より