ゆるい婆 / ハイカキババ (ゆるいばば / - )
昔、美山の岩江戸地区では、子供がゆるい(囲炉裏)の火をかき回すと“ゆるい婆”が出ると言って叱られたという。
また、火鉢や竈の灰をかき回していると、中から“ハイカキババ(灰掻婆)”が現れるとも言われていた。
『ふるさとのことば -京都府美山町「岩江戸」の方言集-』「各論」「言い伝え」より
囲炉裏を弄ると現れる系の妖怪は秋田県の“灰坊主”や岩手県の“ボコ”など、主に東北地方に多く見られますが、近畿地方での伝承は珍しいですね。
参考書籍によると、美山町岩江戸地区でこれらの妖怪のことを知っている人はもうほとんどいないそうです。
伝承地:南丹市美山町三埜(岩江戸地区)
伝承地:南丹市美山町三埜(岩江戸地区)