小太郎火 (こたろうび)


引土村や公文名村の街道には、“小太郎火”と呼ばれる火が飛び廻っていた。
小太郎火は鞠程の大きさの火玉で、とても高く上がり、速く飛ぶ。
ある時、松本半左衛門という者が小太郎火を弓で射たが、特に変化はなかったという。
小太郎火は「小太郎の宮」という所から出ると言われているが、誰もその宮の場所を知らないという。


『丹後史料叢書 第4輯』「丹後旧語集 中巻」より


伝承地:舞鶴市引土・公文名の辺り