落ち米の祟り (おちごめのたたり)


米を洗ってとぎ汁を捨てる時、米粒を落としてはならないという。
「落とした場合はちゃんと拾え」と言われていたが、ある人は米を洗う度に少しずつ米粒を流しに落とし、そのままにしていた。
そしてある朝に流しを見ると、これまでに落とした米粒が白い大きな蛇に変わっていた。
祟りだと思い慌てて捨てようとしたが「これを煮れば白米になるだろう」と言い、その蛇を捕って煮た。
すると蛇は真っ白な米になったという。

『みやづの昔話 -北部編-』「落ち米のたたり」より


お米は大事。


伝承地:宮津市岩ヶ鼻