奥山の毒蛇 (おくやまのどくへび)
西本梅村天引の奥山には胴回りが二尺(約60cm)もある大蛇がいる。
この大蛇に毒の息を吹きかけられると、たちまち震え上がって死んでしまうという。
そのため、蛇が出る夏には誰も奥山へ行かないという。(『丹波の伝承』)
『園部町の口碑、伝承おじいさんたちの話』にも同じ話があり、これには更にエピソードが追加されています。
(*前半部分は『丹波の伝承』↑と同じ)
昔、ある木樵が妻子と共に奥山の谷川で洗濯をしていると、大蛇が現れて妻と子供をさらって逃げようとした。
それを見た木樵は大蛇を鎌で斬りつけたが逃げられてしまった。
その後、木樵は悲しみのあまり死んでしまったという。
『丹波の伝承』「奥山の毒蛇」
『園部町の口碑、伝承おじいさんたちの話』「奥山の毒蛇」より
伝承地:南丹市園部町天引