ひかり石 (ひかりいし)
板生の現世には“ひかり石”という、とても激しく光る石があった。
その輝きはあまりにも強く、周囲のどこの山から見下ろしても光が見えたという。
その輝きはあまりにも強く、周囲のどこの山から見下ろしても光が見えたという。
昔、為定という武士が村を通りがかった時、川の中で光を放つ石を見て驚き、思わず矢を射かけた。
矢が当たった途端、光り輝いていた石はみるみる光を失っていった。
そして為定は急いで川に飛び込み、その石を縛り上げて道まで引き上げた。
今でも石の頂部には、15cm程の矢傷のような窪みが残っているという。
また、ひかり石のある場所は「為定」という字で、これはその時の武士の名に因んでつけられたものだと伝えられている。
『丹波 夜久野の石造物』「現世の「ひかり石」」
『丹波 夜久野の話』「現世の『ひかり石』」より
伝承地:福知山市夜久野町板生

