氷室明神の老杉 (ひむろみょうじんのろうさん)


富本村の幡日佐神社には氷室明神が合祀されており、一本の老杉が神木として崇められていた。
ある時、木挽きが人に請われてその杉を伐り倒した。
倒した木をよく見ると、幹には丑の刻参りで使われたと思われる釘が数本打ち付けられていたという。
その後、木挽きの家の息子夫婦が肺病を長く患った末に死んだ。
村人たちは神木の祟りだと噂したという。

『丹波の伝承』「氷室明神の老杉」より


伝承地:南丹市八木町氷所・幡日佐神社