大火を吹き消した唐獅子 (たいかをふきけしたからじし)
文化四年(1807)二月十八日、篠山城の東堀の家から出火した。
やがて火は立町一帯を焼き尽くす大火事となり、尊宝寺も焼失した。
だが、尊宝寺の山門だけは炎に包まれながらも焼けずに残った。
これは山門に彫られた唐獅子が火を吹き消して守ったからだという。
この唐獅子は左甚五郎の作だと伝えられている。
『多紀郷土史考・上巻』「文化の大火と尊宝寺」
『篠山町百年史』「大火を吹き消した唐獅子」より
その他、舞鶴市と伊根町にも狛犬や稲荷が火事を防いだという話が残されています。
→火事を防いだ狛犬(舞鶴市)
→火事を防いだ稲荷(伊根町)
ケヤキの一木彫りらしいです。
伝承地:丹波篠山市立町・尊宝寺

