摩氣の大神 (まけのおおかみ)


日露戦争中のこと、満州で日本軍が苦戦に陥り、その上食べ物がなくて困っていると、ある兵士の前に老人が現れた。
老人は「私は丹波北向きの明神、摩氣の大神である。ひもじい思いをしている皆を見て粥を用意した。これを食べて進めば必ず勝つ」と言った。
兵士が喜んで粥に飛びつくと、不思議なことにどれだけ食べてもなくならなかったという。
その後、摩氣神社は「北向きの摩氣さん」と呼ばれ、遠方から参詣する者もあったという。

『園部町の口碑、伝承 おじいさんたちの話』「摩気神社」より


摩氣さんの天狗杉摩氣さんの茶碗と、摩氣神社は伝承の多い場所ですね。


伝承地:南丹市園部町竹井・摩氣神社



*2022/6/28 「摩」表記を「摩」表記に変更。