シクマ狸 (しくまだぬき)


狸には顔に八の字の模様がある「ハチモジ」と「シクマ狸」の二種類がいて、人を化かすのはもっぱらシクマ狸の方だという。
山道で頭に砂を撒かれた、頭から金玉を被せられ真っ暗になって動けなくなったなど、狸に化かされた話は多い。
そして年を経たシクマ狸は、人を取って喰うようになると言われている。

『近畿民俗』136,137号「丹波美山の言葉と民俗」より


ちなみに参考文献にはシクマ狸=アナグマのこと?と書かれています。
またシクマ狸の肉は美味く、逆にハチモジは不味いそうです。
毛皮はハチモジの方が上等で、シクマ狸のものは薄くて使い物にならないんだとか。


伝承地:南丹市美山町下平屋