国道の幽霊 (こくどうのゆうれい)*
昭和四十七年(1972)七月、国道九号線八木町玉ノ井付近で夜毎「白いものが浮かんだ!」などと言って交番に飛び込むドライバーが続出した。
玉ノ井付近の道はゆるくカーブしており、無謀な追い越し運転による死亡事故が相次いで起こっている場所だった。
地元では「幽霊は何枚もある音板(?)の間から出る」と囁かれ、遂に園部警察署(現・南丹警察署)の署長が深夜視察をすることになったが、その時は何も現れなかった。
そして署長が「無謀運転をなくしたら幽霊も消えるさ」と言ったことで、幽霊騒ぎは幕引きとなった。
だがその後も地元民は気味悪がり、国道を避けて迂回する人もいたという。
『京都新聞』昭和四十七年七月三十一日 夕刊「洛中洛外」より

噂の国道九号線・玉ノ井のカーブ付近。
かつてこの辺りで幽霊が目撃されていたそうです。
ちなみに管理人は夜中に何度も通っていますが、残念ながら?幽霊的なものを目撃したことはありません。
無謀運転がなくなったので幽霊も消えてしまったんでしょうか。
伝承地:南丹市八木町玉ノ井