生き返った老婆 (いきかえったろうば)*
明治の頃のこと、本庄浜に住む老婆が死亡した。
親戚たちは老婆を棺桶に入れ、通夜を営んでいた。
親戚たちは老婆を棺桶に入れ、通夜を営んでいた。
すると死んでいるはずの老婆が「こんな窮屈なところへ入れて」と言って生き返った。
老婆は「大きな川があって、そこを渡ろうとしたら和尚が出て来て「渡ることはならん」と止められたので、渡らずに戻ってきた」と話した。
それから一週間程経った後、老婆は再び死亡したという。
『語りによる日本の民話 10 丹後 伊根の民話』「川を渡らず生き返る」より
伝承地:伊根町本庄浜