袖ぼぎ地蔵 (そでぼぎじぞう)


本庄の道沿いに“袖ぼぎ地蔵”と呼ばれる地蔵が祀られている。
悪事を働いた者がこの地蔵の前を通ると必ず倒れると言われており、その時は衣服の片袖をもいで謝罪するまで立つことが出来ないという。
そのため、人々はこの地蔵の前を通る時は謹んで行くという。

『和知町 石の声風の音』「袖ぼぎ地蔵」より


ちなみに「袖ぼぎ」とは「袖をちぎる」という意味です。
『ふるさと口丹波風土記』では、善人悪人関係なく、この地蔵の前で転んだ者は全員片袖をちぎって供えなければならないとあり、通行の難易度が上がっています。
また魚の骨が喉に刺さった時は、この地蔵に願えば抜けるとも言われています。地味にありがたい。


袖ぼぎ地蔵
京丹波町本庄に祀られている袖ぼき地蔵。
両サイドの玉垣?に「袖ぼぎ」「地蔵」と名前が記されています。
お堂の中には五体の地蔵が祀られていましたが、全て袖ぼぎ地蔵さんなのでしょうか。袖ぼぎ地蔵ズ?

その他、京丹波町に伝わる袖もぎ系のお話。
袖の森
袖もぎの戦


伝承地:京丹波町本庄横畑