人取り岩 (ひととりいわ)


牧村の北の谷にある黒い岩は、近くを通る人を取ると言われていた。
だがある高名な人が谷に来て祈祷し、岩に斧を打ち込むと、それからは人を取らなくなった。
その時の斧の跡は今も残っているという。
また、牧村北東の小室の谷にある岩には、二、三歳の子供の下駄の跡が一つついているという。

『丹波志 氷上郡之部』「牧村」より


伝承地:丹波市市島町上牧