軽くなった地蔵 (かるくなったじぞう)*
昔、野中の集落が全焼する規模の大火事が起こった。
その時、一人の村人が地蔵を細い縄で背負い、川に投げ込んで避難させた。
だが火事が治まった後、地蔵を川から引き上げようとしたが、十人がかりでようやく持ち上げられる程の重さになっていた。
元々地蔵は六十貫(約220kg)以上あり、火事の時だけ軽くなったのだという。
『久美浜町の昔話 ふるさとのむかしばなし』「お地蔵さんの話」より
伝承地:京丹後市久美浜町野中
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