道具を盗む大蛇 (どうぐをぬすむだいじゃ)


大正の頃のこと、旭村三俣で砂防工事中の工夫の道具が度々無くなることがあった。
道具が無くなった辺りはいつも荒らされているので、これは大蛇の仕業だと言って恐れていた。
ある時、道具箱を置いていた所を掘ってみると、土の中から無くなった道具が出てきた。
すると急に大雨が降ってきたので、工夫たちはいよいよ大蛇の仕業だと考えたという。

『口丹波口碑集』「蛇の話」より


伝承地:亀岡市旭町三俣