河原太郎 (かわらたろう)
享保十六年(1731)五月二十六日の夕方、三条大橋の下から真っ黒な者が現れた。
大勢で追いかけると、それは孫橋の下を通って東の茶屋へ入った。
人々は茶屋の中と外から狩り出したが、その姿は消え、遂に見つけることが出来なかった。
川の上流に棲む“河原太郎”が、先日の洪水で流されてきたのだろうと噂された。
『月堂見聞集 巻之二十三』より
名前から考えるに河童の類でしょうか。
伝承地:京都市東山区大橋町・三条大橋
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