石になった鹿 (いしになったしか)


昔、ある狩人が橋爪山の一本松へ狩りに行き、鉄砲で大鹿を仕留めた。
だが近寄ってみると、倒れたはずの場所に大鹿の姿はなく、代わりに一つの石が横たわっていた。
狩人は気味が悪くなり、一目散に逃げ帰ったという。
その後、この石を踏めば足にマメが出来ると言われるようになり、村人たちは神の仕業だと恐れ、一本松の山上に権現様を祀ったという。

『広報みずほ』第159号「ふるさとの記」より


伝承地:京丹波町橋爪