男岩 (おとこいわ)
池部の大谷の山に「男岩」と「女岩」という二つの岩がある。
男岩は1m四方程度の小さな岩で、腰かけて休むのにちょうど良い形をしていた。
昔、ある人が男岩を気に入り、家に持ち帰って庭石にしたところ、夜になると岩が「山に帰りたい、山に帰りたい」と唸るようになった。
男岩と女岩、元々夫婦岩だったものを引き離したからだと考え、岩を元の山へ戻すと、それからは何も聞こえなくなったという。
その後、池部の人々は大谷の山を「男岩」と呼ぶようになったという。
『語りつぐ 福知山老人の知恵』「男岩の由来」より
太光薬師(福知山市)
帰ってきた毘沙門天(舞鶴市)
泣きべすえべす(舞鶴市)
泣き薬師(京丹後市)
伝承地:福知山市池部