金の釣り鐘 (きんのつりがね)
赤石ヶ岳の中腹に根来寺という寺の跡がある。
寺跡は上下段になっていて、上段に金の釣り鐘が埋まっているという。
大正十年(1921)頃、この釣り鐘を掘り出そうとしたが、先端の龍頭が見えたところで日が暮れ、作業は翌日に持ち越された。
だが翌朝になると、釣り鐘は再び地面に沈んでいた。
それが五日間程続いたので、結局掘り出せなかったという。
『加悦町誌』「つりがね堀り」より
伝承地:与謝野町与謝・赤石ヶ岳
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