太田秀大明神 (おおたひで?だいみょうじん)
大倉と市場の間の山腹に丸山稲荷神社がある。
その境内にある美濃神社は、狸を祀ったものだという。
昔、この地の狸たちが「狐は稲荷大明神として祀っているのに、同類である狸は祀ってくれない」と訴え、田畑を荒らし回った。
そこで村人たちは美濃神社を建立し、狸を祀り始めた。
ところが今度は狐たちが「狐は稲荷大明神と崇められているのに、狸は単に美濃神社とはけしからん」と言って田畑を荒らし出したので、村人たちは美濃神社の名を“太田秀大明神”に改めたという。
その境内にある美濃神社は、狸を祀ったものだという。
昔、この地の狸たちが「狐は稲荷大明神として祀っているのに、同類である狸は祀ってくれない」と訴え、田畑を荒らし回った。
そこで村人たちは美濃神社を建立し、狸を祀り始めた。
ところが今度は狐たちが「狐は稲荷大明神と崇められているのに、狸は単に美濃神社とはけしからん」と言って田畑を荒らし出したので、村人たちは美濃神社の名を“太田秀大明神”に改めたという。
『和知町 石の声風の音』「太田秀大明」より
狸に脅されて狸神社を建てたら、今度は狐に「狸神社の名前が気に食わない。変えろ」と脅されて改名する、というお話です。
狐狸の諍いに振り回される村人が不憫……。

京丹波町市場の丸山中腹にある丸山稲荷神社。
『和知町誌 第一巻』には「正保(1644~1646)の頃、市場に妖怪が出没するので、元禄十四年(1701)に庄屋の山口吉右衛門が都の高僧に退治を依頼した。高僧が伏見稲荷より分霊を勧請して同地に祀ると妖怪は退散した」とあり、丸山稲荷神社の由緒が書かれています。

本殿横にある箕面社。
これが狸を祀る美濃神社(太田秀大明神)でしょうか。箕面=美濃?
由緒書きが見当たらなかったので、残念ながら詳細は不明です。
伝承地:京丹波町市場・丸山稲荷神社