不思議な光 (ふしぎなひかり)


丸田の麻良多神社に「明神の池」という池がある。
池は清水が絶え間なく湧き出ており、ここに物を投げ入れると、数日後に由良(宮津市)の岩の水戸に浮かぶという。
また夜に神社へ参ると、明神の池の方に不思議な光が出る。
これは吉凶を報せる光だと言われ、村人たちはこの光を度々見ているという。

『舞鶴の民話 第二集』「ふしぎな光(丸田東)」より


『加佐郡誌』によると、貞観五年(863)の夏、丸田の沼に夜な夜な異光を放つものがあるので、村人たちはこれを明神と称え、貞観八年(866)に京都の石清水八幡宮を勧請したことが神社の始まりとされています。
そんなに昔から沼(池)に光が出ていたんですね。
その後、明治四十一年(1908)に八幡神社から麻良多神社に社号を変更したそうです。(『舞鶴ふるさとのやしろ』)


明神の池
麻良多神社の手前にある「明神の池」。
池は綺麗に整備されています(鯉がいました)。
今も夜になると光が出るのでしょうか。


伝承地:舞鶴市丸田・麻良多神社