怪我をしない小川 (けがをしないおがわ)*
昔、里波見の浜辺に五男神が漂着し、細見水溪(波見川?)という小川から藤が森に上陸した。
そのため、この小川には神霊が乗り移っており、小魚も棲まず、鮎も絶対に遡上しないという。
川の底は深く切り込んだ急勾配になっているが、誤って人が落ちても怪我をしないという。
耕運機や自転車もろとも川に落ちた時も、人は無事であった。
これは里波見に定住した五男神が、お礼として住人を守っているからだという。
『双書 四方山雀』第17号「橋北 そのⅣ」より
五男神→里波見地区に鎮座する高峰神社の祭神で、アマテラスとスサノヲの誓約から生まれた五柱の男神(アメノオシホミミ・アメノホヒ・アマツヒコネ・イクツヒコネ・クマノクスヒ)のこと。
伝承地:宮津市里波見