徳良山の白蛇 (とくらさんのしろへび)*
徳良山の頂上の神社には徳良山権現が祀られている。
昔、ある女が徳良山で白蛇を見つけ、あまりの美しさにしばらく見とれていた。
やがて女は帰ろうとしたが、最後にもう一度白蛇を見ようと振り返った。
するとそこには世にも恐ろしい大蛇が這っていた。
女は驚いて家に逃げ帰ったが、そのまま倒れて死んでしまった。
白蛇は徳良権現が退屈しのぎに降りてきたもので、村人たちは二度とこんなことが起こらないよう、徳良山の神社に参拝したという。
『丹後町の民話』「ごんげんさん(砂方)」より
徳良山(徳楽山とも)は京丹後市網野町と丹後町の間にそびえる標高220mの山。山頂に徳良神社が鎮座。
伝承地:京丹後市網野町三津(丹後町間人)・徳良山