養父大明神の化身 (やぶだいみょうじんのけしん)
日和田集落は山の谷間にあったため、獣がよく作物を荒らしていた。
そこで村人たちは但馬(兵庫県北部)の養父神社から獣の神(養父大明神)を勧請して祀ることにした。
この神の化身は大きな亀で、作物を荒らす獣を食べると言われている。
日和田の養父大明神は大川神社とも呼ばれ、丹後のみならず但馬方面からの参拝も多かった。
そして参拝者は境内のクマザサを持ち帰り、獣害の多い所へ立てたという。
そして参拝者は境内のクマザサを持ち帰り、獣害の多い所へ立てたという。
『ふるさとのむかしむかし』「養父大明神の化身」より
日和田集落は昭和三十八年(1963)の豪雪を契機に転出者が相次ぎ、それに伴って養父大明神は網野町木津の加茂神社境内に合祀されました。
本殿右側の末社に養父大明神(大川神社)が祀られています。
養父神社は狼を猪や鹿から作物を守る守護神としており、奥の院には「狼の社」と呼ばれる山野口神社が鎮座しています。
伝承地:京丹後市網野町日和田


