比翼の白鳩 (ひよくのしろはと)
長治二年(1105)六月、落雷により猪蔵神社の祠が焼失した。
この大火事の時、どこからともなく比翼(夫婦)の白鳩が空から舞い降り、御神体を社前にある大きな槻の木の枝に誘ったという。
また村人たちは、この落雷は何かの祟りで、不作や洪水が起こるのではないかと考えたという。
『ふるさと岡田中』「槻の木(西方寺)」
『舞鶴の民話 第五集』「槻の木(西方寺)」より
御神体が避難した槻の木(欅の古称)は幹回り10m以上、高さ35mもの大樹でしたが、樹齢が尽きて枯れてしまい、今は残っていないそうです。
伝承地:舞鶴市西方寺・猪蔵神社