おひかり物 (おひかりもの)
ある時、千歳の村人が大崎の海で網を引いていると、おひかり物(ありがたいもの)が上がった。
おひかり物は北野神社の上の山に祀られたが、いつの間にか人間の姿になり、船に乗って高津江の「そうべえ」という所に行き、そこで砂糖の入っていない餅を食べた。
人間になったおひかり物は、そうべえの人に「もし千歳から私を訪ねて来る人がいたら、薬王寺(兵庫県豊岡市但東町)へ行っていると伝えてくれ」と言って薬王寺へ向かった。
それ以来、千歳の人々は毎年九月十九日になると代表の四人が薬王寺まで行き、一泊して帰って来ることになったという。
『閉校記念誌 大丹生校118年』「薬王寺」より
「おひかり物」=「ありがたいもの」とあるので、おそらく神像や仏像の類ではないかと思います。
元々は兵庫県の薬王寺(寺ではなく地名)に祀られていたのでしょうか。
元々は兵庫県の薬王寺(寺ではなく地名)に祀られていたのでしょうか。
伝承地:舞鶴市千歳