放火を止めた観音 (ほうかをとめたかんのん)


摩気村半田の観音山の中腹に十一面観音を祀るお堂があった。
天正年間、丹波攻略中の明智光秀はこのお堂に火を放とうとした。
するとそれまで晴れていた空がにわかにかき曇り、万雷と暴風が起こった。
そのため光秀は火を点けることが出来ず、観音の霊験に恐れをなして退却したという。

『船井郡名勝史蹟案内 第一号』「十一面観世音」より


伝承地:南丹市園部町半田