尾長野の大蛇 (おながののだいじゃ)
昔、下山の深山という山の懐に大きな池があり、そこに大蛇がいた。
ある日、里人がその池で大蛇と遭遇したが「まことに見事なものだ。また明日来るので、次は小さな蛇になって見せてくれ」と頼むと、大蛇は帰って行った。
翌朝、里人が再び池に行くと、大蛇は綺麗な蛇になって現れたので、ここぞとばかりに斬りつけた。
すると池はたちまち真っ赤な血の池に変わったという。
すると池はたちまち真っ赤な血の池に変わったという。
今はその池はなく、跡地には大きな杉が生えているという。
『下山郷のあゆみ』「尾長野の大蛇」より
伝承地:京丹波町下山