青砥藤綱の霊魂 (あおとふじつなのれいこん)


青戸の軍神山に八畳程の広さの洞穴がある。
そこは鎌倉時代に青砥左衛門藤綱という武士が敵に追われ、立て籠もった末に死んだ所と伝えられている。
昔、ある人がその洞穴へ入ったところ、すぐに震えて死んでしまった。
人々は藤綱の霊魂が残っていたのだと噂したという。
その後、洞穴からは骸骨や刀剣、土器などの道具が出てきたという。

『丹波の伝承』「軍神山の洞穴」より


青砥藤綱は鎌倉時代後期の武士と伝えられる人物で、『太平記』などにその名前が見られます。
八木町の「青戸」という地名も青砥藤綱に由来しているんだとか。
鎌倉から遠く離れた丹波に藤綱の伝承や地名があるのは不思議ですね。


伝承地:南丹市八木町刑部(軍神山は八木東小学校西の他国山?)