蛙に負けた蛇 (かえるにまけたへび)


戦後間もない頃、ある村の畑の中に一坪程の小さな池があり、沢山の蛙が棲んでいた。
そこへ50cm程のカラスヘビ(シマヘビ)が蛙を追って飛び込み、足に食らいついた。
すると池の中のトノサマガエルがカラスヘビに飛びつき、それを合図に他の蛙も次々に飛びかかった。
そして池は大きな騒ぎになり、カラスヘビは這う這うの体で逃げ出したという。

『現代民話考 [9] 木霊・蛇・木の精霊・戦争と木』「蛙に負けた蛇」より


伝承地:京丹後市大宮町のどこか