頼親 (よりちか)
元文(1736~1741)の頃、宮津藩青山家家臣の弓術家・川村半平の叔母に“頼親”という狐が憑いた。
頼親はかつて源頼政に鵺退治の弓法を伝えた狐であり、それを知った半平は平伏し、頼親を師匠として弓を学んだ。
だが師匠と仰ぐ以上、半平が狐を追い出して叔母を正気に戻すことは出来ない。
そこで半平は弟子の白井某を叔母の家に向かわせた。
すると頼親は半平に弓術を教えたことを後悔し、退散したという。
『宮津市史 通史編 下巻(元資料『牧家日記』)』「狐つきと女性」より
源頼政の師匠だとすると、頼親は六百年くらい生きていることになりますね。長生き。
伝承地:宮津市文珠