和尚に化けた狐 (おしょうにばけたきつね)*
昔、二箇の村人が町へ行く途中に桑の木畑を通ると、人力車の車夫が和尚を乗せて畑の間を何度も往復していた。
村人が町から戻って来ても、まだ車夫は和尚を乗せて走り続けていた。
不思議に思い声をかけると、和尚は狐になって逃げて行った。
車夫は「和尚が町へ乗せて行ってくれと言うから一生懸命走っていたのだ」と語ったという。
『丹後の民話 第四集 ふるさとのむかしばなし』「桑のきね」
狐が人間をグルグル回すお話。
伝承地:京丹後市峰山町二箇
京都府北部(丹波・丹後地域)の怪異妖怪伝承を紹介するブログです。