中舞鶴の大蛇 (なかまいづるのだいじゃ)
中舞鶴の滝の空から桂谷の辺りには大蛇がいると言われていた。
明治の末頃、本町の小学生たちがこの大蛇に遭遇し、命からがら逃げ帰った。
それを聞いた荻野という蛇屋(蛇を売買する業者?)は数人で捕獲に向かい、胴周りが一尺六寸(約50cm)もある大蛇を生け捕りにした。
蛇は必ず二匹いるということで、続けて残りの一匹を捜したが、遂に発見出来なかった。
だがその後、山崩れや砕石場での事故が多発したため、村人たちは中舞鶴の大蛇の祟りだと噂したという。
『舞鶴の民話 第五集』「大蛇の話」より
大蛇に祟られたのか、その後蛇屋の荻野氏は行方知れずになったそうです。
伝承地:舞鶴市余部上付近?