藁を下ろす者 (わらをおろすもの)


ある年の鬼祭の夜、竹野村の老婆は鬼が怖かったのか、布団を頭から被って震えていた。
すると何かが来て、二階の物置から藁を下ろし始めた。
その何かは夜通し藁を下ろし続け、朝になって老婆が確認した時には一つ残らずなくなっていた。
村人たちは「本当の鬼が来たんだ」と噂したという。

『丹後町の民話 -第二集-』「鬼祭りの夜の話(竹野)」より


大胆な泥棒だったという可能性も……?

鬼祭についてはこちら。


伝承地:京丹後市丹後町竹野