小峠の送り狼 (ことうげのおくりおおかみ)


昔、下大久保の人が小峠を通って家へ帰る途中、身の毛がよだち恐ろしくなった。
急いで近くの家に飛び込み震えていると、家人に「送り狼がついて来たから、持ち物を「ご苦労さんでした」と言って投げ与えろ」と言われた。
その人が腰の手拭いを外に投げると、白いものが飛び去った感じがして、スッと体が楽になったという。
また「みやま」という所にも送り狼がいて、夜に通ると送って来ると言われていた。

『ふる里梅田』「送り狼」より


その他の送り狼。


伝承地:京丹波町下大久保