オット石 (おっといし)
請田神社の近くの道端に“オット石”と呼ばれる大岩がある。
遥か昔、牛松山の金比羅の神が山の上から大岩を転がした。
岩は谷を越えて愛宕山に突き当たり、請田神社の近くまで転がった。
ちょうどそこに請田の神が通りかかり、「オット」というかけ声と共に手にした扇で岩を受け止めた。
そのため、岩の表面には扇の跡がついているという。
『丹波の伝承』「オット石」より
オット岩は請田神社へ向かう途中の道端にありましたが、通行の邪魔になっていたので昭和三十四年(1959)頃に削り取られたそうです。
その際に扇の跡も削られてしまったんだとか。
また岩を受け止めたのは請田の神(大山咋神)ではなく、大国主命や三台坊という僧だったとも言われています。(『ふるさと保津』)
→三台坊
伝承地:亀岡市保津町