五、八寸 (ごはっすん)
矢代の松寿寺が無住の頃、留守番の老人が住んでいた。
老人は趣味で寺の裏山を歩き回っていたが、ある時、そこで“五、八寸”に遭遇した。
五、八寸は体長五寸(約18cm)、太さ八寸(約23cm)程の丸く短い蛇で「つちのこ」とも呼ばれている。
猛毒を持ち、目つきが鋭く、頭と尾を使って6mも跳ぶという。
五、八寸に遭遇したら逃げ出さず、逆に目を剥いて睨みつければ良いという。
睨み合えば五、八寸はじりじりと後ずさりし、隙を見て一目散に逃げて行くという。
『続 京北の昔がたり』「五、八寸」より
長野県にも五、八寸と呼ばれる太短い蛇がいたそうです。
この五、八寸は10mもジャンプして人々を驚かせていたので、村一番の奇人・九右衛門とその息子、大力無双の九一によって退治されたと伝えられています。(『続 京北の昔がたり』)
他の地域のツチノコたち。
→ヨコズチ(南丹市)
→ヨコズチ(南丹市)
伝承地:京都市右京区京北矢代中町