天狗岩 (てんぐいわ)
昔、ある男が琉璃渓谷で炭焼きをしていると、法螺貝の音が聞こえたような気がした。
音のした方を見ると、岩の所で天狗が法螺貝を吹いていたので、男は驚いて逃げ帰った。
音のした方を見ると、岩の所で天狗が法螺貝を吹いていたので、男は驚いて逃げ帰った。
それ以来、その岩を“天狗岩”と呼ぶようになった。
ある年の夏、田圃の水が足りなくなったので、村人たちは鳴滝から太鼓を叩いて天狗岩に登り、千束の柴を燃やして一日中拝み続けた。
すると鳴滝がゴオーと音を立てて鳴り、雨が降り始めたという。
『園部101年記念誌「翼」 みんなの歩みと未来への夢』「天狗岩」より
天狗岩は天狗の棲み処で、天狗はいつもこの岩に座っていたとも伝えられています。(『丹波の伝承』)
伝承地:南丹市園部町大河内(天狗岩は琉璃渓谷西側の掃雲峰という山の中腹にあります)