化かすもん (ばかすもん)


ある日の夕方、周枳の油売りの男が口大野の余部の近くを歩いていると、にわかに辺りが暗くなった。
男は「狸か狐の仕業か」と思い、念仏を唱えながら空の油缶をガンガン叩くと、再び明るくなった。
余部には、よく化かすもんがいたという。

『周枳郷土誌』「狸が化かす油売り」より


伝承地:京丹後市大宮町口大野