杉山の神 (すぎやまのかみ)
昔、西村の男児が浜村城跡で遊んでいた。
すると、男児は急に発狂して飛び回り、よくわからない言葉を口走った。
そこへ偶然、松尾大門坊という僧が通りかかり、祈祷をしたところ、男児は「我はこの杉山の神だ。我を祀る人々の守護神となろう」と告げた。
そこで人々はその地に祠を建て、水無月明神として祀った。
その後、男児は山伏となり、延寿院という寺へ入ったという。
『丹後国加佐郡旧語集 中巻』「浜村」より
水無月神社は浜地区に鎮座していましたが、大正時代に神社一帯が軍用地に転換されることになり、それを機に同区の白糸浜神社に合祀されました。
伝承地:舞鶴市浜